夏の食べ物と言えば真っ先に浮かぶランキング上位に挙げられるであろう果物──スイカ。
ひんやり冷やして食べると水分もたっぷりで、足りない体の水分を補うこともできる上に少量の食物繊維も含まれており、消化をスムーズにする助けをしてくれるとされています。
そんなスイカが、おやつ的存在として子どもたちの前に小さく出てくる前に、調理員さんが半分に切っただけのスイカをそのまま持ってきてくださいました…!
食べる前の大きな状態のスイカに、子どもたちは目を輝かせて大興奮!
衛生面を考慮しビニールに包んだ状態のスイカを、黒い種をあたかもボタンの様に押してみたり、赤い部分を撫でたりつついてみたり……「スイカって、触るとこんな感じなんだ」と触れることでより身近に感じている様子でした。
小さなお友達も、お米粒がついたプニプニの手の甲で冷たいスイカをさわって感触を楽しみます。スイカの黒い種は少し表面が滑るので、ビニール越しでも謎のぬるり感に驚いていたかも知れませんね……😳
こうして調理員さんのご協力のもと、食べ物を違う視点から身近に感じ楽しんだ子ども達。
その後、とあるお子さんに変化が!
この後小さくしてもらい、園の食卓に並んだスイカを笑顔でほおばるこちらのお子さん。
このお子さん、実は親御さん公認で「スイカが苦手」でした!
ですがスイカに触れて楽しんだ後、ごく自然にパクパクと甘くよく冷えたスイカを味わい、堪能している様子だったのです…!
お皿の中のすべてを食べきるまでは行かなかったとのことですが、嫌いだったものをここまでモグモグとおいしそうに食べる仕草…私にとっても非常に衝撃的でした。
触ってみたり、育てたり、食べる前の形を知ったり。「食べ物とふれあう」というのはこんな変化を呼び込むのですね♪
ちなみに別日、またスイカが出た際のスイカの皮をカブトムシのカゴへ入れておいたところ、普段表になかなか姿を現さないカブトムシ2匹がそこから半日以上動かず姿を見せ続けていたとのこと。
スイカ、本当に大好きな様です✨
今回は食育の力の一端を見せつけられたかのような、そんないるか保育園での1コマをお届けいたしました♪
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