お月見会🎑

今月は十五夜───旧暦の8月15日に見える満月を楽しむ、という伝統的なある種のイベントデーがありましたね。

2024年の今年は十五夜の日が9月17日だったそう。なお、来年は10月6日の月曜日とのことです♪

保育士さんが季節のイベントをとても大事にしてくださる当園でも、今月は「お月見会」が開催されました！🐰

最初にお月さまがメインで登場する絵本を読み聞かせし、子ども達にお月さまへの興味を持ってもらうための導入から会が始まります。

次に、「お月見とは？」というところから簡単に子ども達へ説明・十五夜は「お月さまが綺麗に見える日なんだよ～」と思わず夜に空を見上げたくなるお話も。

お月さまにはうさぎさんが住んでいて、お餅をぺったんぺったんとついている…といった定番のお話も繰り広げられ、動物さんに興味津々の子ども達の頭の中ではうさぎさんが跳ねまわります。

そんな月のうさぎさん達から、おもむろに「お餅を預かってきた」と保育士さんが白くて丸いお餅を取り出しました…！

お餅を飾るための器である「三方（さんぽう）」を指し、「ここにお餅をみんなで飾ってほしいんだ！」と子ども達に協力をお願いする保育士さん。

待ってましたとばかりにソワソワし始める子ども達の素直さに胸がキュンとさせられました♪

一人ずつ名前を呼ばれ、手渡されたうさぎさんのお餅を三方に乗せていく様子がこちら。

テーブルで順番待ちしていた分、お餅を手にする際のワクワク感はより増したことでしょう…🌕✨

こちらのお子さん（ともう一人）はお餅を乗せたいあまり、ベビーチェアからエイエイ…と体を揺すってやっと！の登場でした😲

お餅を三方へ乗せて無事ミッション完遂……というだけでは物足りず。

もう一度お餅を飾りたい気持ちが強く、その後も椅子から抜け出そうと試みているようでした…！

もう一人の待ち切れない！と気持ちが前のめりだったお子さんは、お餅を飾れた後に自分へ向け拍手。できた！の喜びを表現できてとっても素敵です✨

それぞれお餅への強い好奇心が現れておりこちらまで笑顔になってしまう一コマ、とても可愛らしかったです😊

お月見会はこうしてみんなでうさぎさんのお餅を飾り、月に思いを馳せながらの閉幕となりました。

その日、午後おやつはお餅に見立てた丸くて小さい、お米の甘みを感じられそうなおにぎり数個でした🍙

お餅は喉に詰まってしまうかもしれず危ないと考えてくださった気配りに、心より感謝申し上げます。

三方に乗せてみるとお月見らしさたーっぷりの逸品でした！

ちなみにススキを合わせて飾る理由は、稲穂に似ていることから豊作を祈願する意味が込められているのだとか。

月のうさぎさんは国によって解釈が異なり、中国ではガマガエルだったり、西洋では女性の横顔に見立てられているのだそうです（諸説あり）。

ところで新潟駅のニューデイズには「新潟県産米食べ比べセット」という白米おにぎり三個入りの限定のお弁当があり、「南魚沼産コシヒカリ」「ミルキークイーン」「新之助」の三種を食べ比べることができるそうです。これがSNSで大バズり中、今時代は白米のうまみが求められているのかも知れません…！

白米をなかなかそのままでは食べてくれないというお悩みを持つ親御様、「うさぎさんのお団子だよ～」と小さな丸いおにぎりにしてみてください✨

今回はお月見会の様子を一部、のんびりとご紹介させていただきました🐰