📮おてがみ、とどいたかな?✉️
- irukahoikuen21
- 9月18日
- 読了時間: 4分
9月15日、この日は敬老の日でございました。
おじいちゃん、おばあちゃんに感謝を伝える大切な日です。
そんな敬老の日に向け、いるか保育園の子ども達も、実は密かに準備を進めていたのでした……!
今回はそんな『敬老の日』へ向け、保育士さんとともに一生懸命がんばった子ども達の様子をお届けいたします✨
この日、保育士さんが導入として用意したのは敬老の日を題材に──した訳ではなく、物語の中におばあちゃんが登場する絵本でした。
子ども達に読み聞かせした後、保育士さんが「みんなにもおじいちゃん、おばあちゃんがいるよね」とお話します。
子ども達の頭の中に自分の祖父・祖母のお顔が浮かんだところで「みんなのおじいちゃん、おばあちゃんに「ありがとう」の気持ちを込めた手紙を書こう!」と伝え、子ども達の気持ちを制作へ向け盛り上げていきました🌈
お手紙といっても、当園で募集している年齢の子ども達には、まだ文字を書くのはとっても難しいことです。
そこで保育士さんが用意したのはお馴染み、「おやさいスタンプ」でした🥬
この時、お野菜を切った状態で「これ、なんの野菜だと思う?」と保育士さんが子ども達に質問。首をひねるお子さんも多い中、ならばと園内の様子を見に来ていた社員さんに質問の答えを振ってみるという珍しい光景がありましたよ😊
また、スタンプを始める前に、子ども達ひとりひとりに順番で切った生のお野菜の匂いを感触あそびの一環として嗅いでもらいましたが、ゴーヤと小松菜、オクラのラインナップだったがゆえか青々とした香りで「苦そう…」と顔を明後日の方向へ向けるお子さんもいらっしゃいました🤣
さまざまな導入を経て、遂におやさいスタンプでのお手紙制作が始まりました!

赤、青、黄色の信号機カラーの絵の具を使い、住所が書いていない側の真っ白な方へスタンプを押していきます。
好きな色を切られたおやさいに塗り、ポンッとスタンプするのですが、このスタンプする作業が子ども達にとっては何より楽しかったそうで……?

こちらのお子さん、スタンプしていますがなかなかハッキリとしたおやさいの断面の形が現れていないことにお気づきでしょうか。
そう、このように「押す作業」が楽しくてインクを足すのをうっかり忘れてしまうお茶目なお子さんが他にも見受けられたのです…!
とはいえ、断片的に現れている形も花火のようでなんだか綺麗…と思わずにはいられません。
そんな子ども達一人ずつへ、保育士さんがインクを足した方が綺麗に色が出るよ~!とアドバイスする様子も何度か見られました。
確かに野菜をギュッと押し込む際、感触が少し柔らかい部分もありそうで楽しそうですね♪
ちなみにこの上記写真の下側にあるおやさいは小松菜のヘタ部分です。
これだけ見せられると、何の野菜か確かに分からないかもしれませんね😲

こちらのお子さんは赤のインクと青のインクで同時にスタンプした後、色は果たして混ざって綺麗な紫になるのか?という実験をしていました。
上記写真は、その結果を見て「……なった…かな…?」と審議中の表情を捉えた一枚とのこと。
こうして色の組み合わせを楽しめるのも、おやさいスタンプの素敵な楽しみ方です✨

オクラの断面が黄色もあいまってお星さまのようなこちらは、小さなお友達がお手伝いしてもらいながらスタンプしているひとコマです。
小さな指に持たれていると和え物やお味噌汁、サラダなどに入っているあのオクラなのに大きく見えるのが不思議です。
こうして各々の感謝の気持ちを込めた「おじいちゃん、おばあちゃんありがとう」のお手紙が完成いたしました🌈
保育士さんがポストの絵を見せ、「お手紙は、このあとおさんぽに行くときこの『ポスト』っていうものに入れるよ」と説明し、子ども達もこの後のスケジュールを把握します。
おさんぽの時間になると、いよいよインクが乾いたお手紙を持っておさんぽへ出発🎵
おさんぽの道すがら、子ども達は絵で見た『ポスト』を辺りを見回し探していました。
やがてようやく遠目にも分かる特徴的な赤色、絵で見たものが見えてきます📮

こうして見つけたポストへ、ひとりずつ抱っこしてもらいながら自分の手で投函口にお手紙を入れていきました。自分でポストへお手紙を入れると、届くのがより楽しみになりますね。
昨今手紙や年賀状も書くことがなくなり、強いて言うならフリマアプリで売れた小さなものを送るくらいにしか使わなくなってきた…というパターンも多いであろうポスト。
感謝の気持ちをデータ上だけでなく、ときどきは文字で伝えるのも粋かも知れません。
今回の記事はおじいちゃん、おばあちゃんへのネタバレ防止としてお手紙が行き渡ったタイミングにて公開させていただきました✉️✨
子ども達がこのお手紙を作る時どんな風に工夫を凝らしたのか、ぜひもっとたくさん見てあげてください☺️
次回もどうぞお楽しみに🌞
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